渋谷・公園通りのイベント＆コミュニティースペース「dots.」（渋谷区宇田川町）で3月18日、シンポジウム「shibuya1000_008『シブヤ上下合戦』―渋谷について語りあう2時間」が開催される。

　渋谷の「生活文化拠点としての魅力」を発信するアートイベントとして2008年にスタートし、渋谷駅を中心とした公共空間で実験的なイベントを繰り広げてきたshibuya1000。開催から5年を機に、2014年からシンポジウム形式で展開している。

　「東西」「南北」に次ぐ今年のテーマは「シブヤ上下合戦」。渋谷川の付け替えや地下貯留槽の整備など「地下」で進む工事、東急百貨店・東棟等解体工事など「地上」で進む工事だけでなく、「多様な顔を持つ」渋谷を「上下」というテーマで話すことで、街の魅力をひも解く。

　当日は、漫画家でタレントの浜田ブリトニーさん、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科の石川初教授が講演を行うほか、東急文化村シアターオーブ事業部の海野緑さんと社会学者・明治大学専任講師の南後由和さんが「渋谷の文化移動説」をテーマに対談。場内では、映像作家・岩本健太さん（DBKN）が渋谷の上下をテーマに制作する映像も上映する。

　開催時間は19時～21時（21時～22時は交流会）。入場無料（交流会は一般1,000円ほか）。定員は先着200人。