代官山ヒルサイドテラス(渋谷区猿楽町)で現在、展覧会「トウキョウ建築コレクション2016」が開催されている。主催は建築系大学生・大学院生の有志で構成する実行委員会。
全国から建築系大学院生の修士設計・論文・研究プロジェクトを集めた同展は、2007年に始まり今年で10回目。今回は「革新」をテーマに、大学院生が提案する「都市・建築の進むべき未来」について議論た課題を社会に向けて発信する。
ヒルサイド・フォーラムでは2つの展示を展開。学生最後の設計課題である収支設計作品を展示する「修士設計展」には14人の作品を、「修士論文展」では10人の論文を、それぞれ展示している。大学院の研究室で行われているプロジェクトを展示するのがアネックスA棟で行っている「プロジェクト展」で、会場では4つの研究室のプロジェクトを紹介している。
3月6日には、オリンピック都市計画を研究してきた建築家・白井宏昌さんが「東京の行方」をテーマにした講演を行う。
開催時間は10時~20時(最終日は17時まで)。入場無料。今月6日まで。