渋谷ロフトにリノベーションカウンター新設へ フロア全体で「住まいの提案」図る

新設されるリノベーションカウンターのイメージ

新設されるリノベーションカウンターのイメージ

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 改装を行っている渋谷ロフト(渋谷区宇田川町)4階に3月12日、リノベーションカウンターが新設される。

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 昨秋、「アート&デザイン」を軸に行った5階・6階に次ぐ取り組みとして、3階・4階を生活情報発信拠点「&home」に改装している同館。4階(約253坪)「SPACE DESIGN」は、自分の住まいを作ったり探せたりする商品やサービスを集積するフロアになる。

 中古マンションのリノベーションサービスを提供するリノべる(渋谷3)が手掛ける同カウンター(約3坪)は、生活スタイルの多様化に伴い「リノベーション物件に対する関心」が高まっていることを背景に新設。フロアの活性化や回遊性の向上とともに、フロア全体で「住まいの提案」を図る。

 同社のスタッフが常駐し、リノベーションのメリット・デメリット、物件探しや設計・施工、ローンなど、リノベーションにまつわることを案内するとともに、相談を受け付ける(購入手続きはできない)。建築家や工務店などの専門家をマッチングするサービスを展開するSuMiKa(港区)のサービスも予定。

 同カウンター開設を機に、リノべるは同店でのリノベーションに関するイベントや、自社のオウンドメディアとロフトのアプリ、売り場が連動したコンテンツの開発なども視野に入れている。

 同フロアには、アートディレクター平林奈緒美さんがセレクトする商品を集めた売り場「Organize」も設置。紙製ボックスなどのオリジナル商品や、コンテナ・ガラス瓶・文具などの海外輸入品など、「あらゆるコト・モノを効果的に準備・計画・整理する」ための「身の回りにあるような物」約150種類をそろえるという。

 併せて、ロフトとセンプレデザイン(目黒区)が共同開発したインテリアブランド「STACK FURNITURE」の取り扱いも決定。L型の脚部に北海道産トドマツを加工した天板を載せるというシンプルな方法で作るシェルフなど6種類を展開する。

 すでに3階(約248坪)ダイニングフロア「COOK&DINE」の改装はおおむね終了し、現在は4階の営業を休止してリニューアルを進めている。営業時間は10時~21時。

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