渋谷パルコ・パート1(渋谷区宇田川町)3階の「パルコミュージアム」(TEL 03-3477-5873)で12月11日から、フィギュア玩具を手掛ける奇譚クラブ(恵比寿2)の10周年展が開催される。
2006年9月に創業し、今年創立10周年を迎えた同社初の展覧会となる同展。同社は、累計1000万個以上販売している漫画家タナカカツキさんと共同開発したカプセルトイ「コップのフチ子」や、生物フィギュアレーベル「ネイチャーテクニカラー」(現在は「いきもん」に分社化)、「土下座ストラップ」(累計300万個)などを手掛けている。
同展では、10年間で発表したカプセルトイ商品2500アイテムを一堂に展示するほか、20周年を記念した「コップのフチ子」「ネイチャーテクニカラー」のジオラマもディスプレー。カプセルトイエリアには、同社のイベント最多となる160台以上のカプセルトイマシンを設置し、100種類以上の商品を扱うという。中には、同社初の商品「ネイチャーテクニカラー」の「海洋Ⅰ」など昔の商品も数量限定で登場する。
展覧会限定商品として、ワンピース姿に月桂冠を着けた姿で「ミニフチ子」が入ったカプセルトイを持っている「奇譚クラブ10周年のフチ子」(500円)を販売。場内には、同デザインのフチ子のフィギュアを置いたフォトスポットも用意する。
期間中、同店1階カウンターのインフォメーションスタッフは、フチ子仕様の制服で接客に当たる。ユニフォームメーカー「ボンマックス」とコラボし、フチ子風のカラーリングに仕上げるという。
開催時間は10時~21時(最終日は18時まで、入場は閉場の30分前まで)。入場料は、一般500円、学生400円ほか。今月27日まで。