渋谷パルコ(渋谷区宇田川町)6階のスタジオ2.5Dで11月3日、「第2回雑貨大賞」の表彰式が行われ、ライターの乙幡啓子さんの作品「湖面から突き出た足」製氷機が大賞を受賞した。主催はヴィレッジヴァンガードコーポレーション(名古屋市)。
大賞受賞作品「湖面から突き出た足」製氷機で作った氷(クローズアップ)
「日本を代表するクリエーターの発掘」を目的に昨年初めて開催された同アワード。参加者が文具やアクセサリーなど、自分で考えたオリジナルの雑貨をウェブ上にエントリーし、その中から大賞、優秀賞、部門賞、アイデア賞などを決める。選ばれた作品はヴィレッジヴァンガードが商品化をサポートする。
授賞式当日は、審査員としてお笑いコンビ「エレキコミック」のやついいちろうさん、アイドルグループ「でんぱ組 inc」の夢眠ねむさんらが登場。大賞を受賞した乙幡さんは「大賞を受賞できると思わなかった。ヴィレヴァンさんが選んだなら間違いない」とコメント。「夏に涼めるように製氷機というアイデアはあった。視覚的にも涼しくしたかったので『足』を採用した」とも。
審査に当たったやついいちろうさんは「昨年と比べ商品化を意識するような作品が増えた。全体的にレベルが上がった」と評価した。
その他、優秀賞には主婦・箱田真由実さんの宇宙の香りがする紅茶「SPACE TEA」、学生・飯田捷人さんの折り畳むとレタスに見えるレインコート「rainy lettuce」が選ばれた。