恵比寿ガーデンプレイス（渋谷区恵比寿4）で10月10日～12日、恵比寿にゆかりのある人たちが参加する「恵比寿文化祭2015」が開催される。主催はサッポロ不動産（同）。

　5回目となる今年のテーマは「まちの実験室」。期間中は、恵比寿にゆかりのある著名人やコミュニティー、地域住民らが集まり、アート・ダンス・音楽・ファッション・映像など、さまざまな分野の企画を展開する。

　センターステージは、昨年に続き江戸神輿（みこし）保存千成会のメンバーを中心に結成した「千成雷」による和太鼓演奏がオープニングを飾り、ヘアメーキャップアーティスト養成校「Be-Staff Tokyo」と仏発ファッション専門学校「エスモード ジャポン」によるファッションショー、アルメニア人ギタリスト、バハグニさんのライブ、恵比寿にゆかりのある学校や団体のダンスなどを展開。

　ミニシアター「恵比寿ガーデンシネマ」では、同シアターと映像制作プロダクション「ロボット」（恵比寿南3）がコラボレーションイベントを実施。若手劇団「チーム夜営」の演劇「タイトルはご自由に」（当日の鑑賞料は2,000円）や、ロボット所属作家の作品である「つみきのいえ」「ゴールデンタイム」など3作をミュージシャンの演奏に合わせて朗読などする「映画館で見る・聴く 絵本朗読会」、全国の僧から募った読経をBOSEのスピーカーで聞き比べるコンテストと映画「ボクは坊さん。」の上映など。

　恵比寿三越店内では、同店を舞台に書き下ろしたミステリー小説をラジオドラマ風に朗読して店内放送で流す「店内放送ミステリー劇場」を展開。店内各所にヒントを用意し、来店客らが謎解きに参加できるようにする。そのほか、事前公募で集まった人たちのパフォーマンスステージや、子どもむけワークショップ、バーチャルリアリティー（以下VR）ヘッドセット「オキュラス」を活用した街巡りのVR体験、クリエーターズマーケットなども予定する。

　開催時間は10時～20時（イベントにより異なる）。入場無料。