表参道駅近くに9月18日、回転ずし店「かっぱ寿司(ずし)」の新業態となるすし店「鮨(すし)ノ場」の1号店(渋谷区神宮前5)がオープンする。
コロワイドグループのカッパ・クリエイトホールディングズ(横浜市西区)が手掛ける「都市型」の新業態となる同店。都市部繁華街のすし市場は個人店を中心に形成されていることから、「都市部への出店拡大はチャンス」と捉えて開発した。
店舗面積は24.18坪で席数は30席。「清潔感あふれるカフェ風の明るさ」を基調にした空間に仕上げ、カウンター席は1一人ひとりのスペースを「ゆったりと」取る。回転ずし店舗では約80%がオーダー対応であることから、回らないすし=「オリジナル特急レーン(オートウェーター)」を導入するという。
すし(129円~453円)には、南マグロなど産地直送の鮮魚を使う。新たな取り組みとして、提供する野菜をネタにした「サラダずし」もそろえ、オクラやアスパラ、サンチュ、ナスなど季節に合わせた野菜を提供。調味料は好みに合わせて、しょう油、ポン酢、岩塩などを用意する。「グループの強み」である居酒屋メニューを生かし、アルコールやつまみなどのサイドメニューの拡充も図る。
営業時間は10時~23時。同社は10月~11月に都内へ3店舗を出店予定で、2019年までに都市部繁華街へ100店舗展開を計画している。