西武渋谷店モヴィーダ館(渋谷区宇田川町)6階・7階の「LOFT&(ロフトアンド)」が8月31日、移転のため閉店する。
雑貨専門店「ロフト」の新業態として2013年11月にオープンした同店。「ワンオフ(単品生産品)」などの切り口で雑貨を提案していたほか、他の業態やクリエーターらとコラボレーションして商品開発を行うラボラトリーの機能を持たせていた。今回、渋谷ロフトの6階をクリエーターと雑貨を組み合わせたフロアに改装する話が持ち上がったことから、ロフトアンドの機能や商品も取り入れることで、コンセプトや商品の強化を図る。
現在「アート&デザイン」フロアとして展開する6階は、「TOKYO ZAKKA CULTURE」をコンセプトに改装し、東京の雑貨を発信。同フロアには、来店客自身やペットの姿を3Dフィギュアで作ることができる「3Dフィギュアスタジオ」を新設するとともに、ロフトアンドで営業しているデジタル加工工房「LOFT & Fab」を移設。雑貨を作る「クリエーターの感性」とデジタル加工技術を融合したクリエーティブ拠点を作るという。同フロアに出店するパリ発アート雑貨店「アルテウム」は店舗面積を変更して営業を続ける。
併せて、5階「バラエティー雑貨」フロアも改装。「フィールド&ストリート」をコンセプトに、都市生活者に向けて「行動する雑貨」を提案する。トラベル用品やアウトドア・カジュアル・ビジネスバッグを集積。ロフトアンドからはアウトドアブランド「snow peak」と自然を取り入れる暮らしをテーマにしたライフスタイルショップ「LOFT & NatuLife」を移設する。
各フロア順次改装を進め、9月30日にリ・オープン(snow peakのみ同5日に先行オープン)を予定。営業時間は10時~21時。モヴィーダ館6階・7階の今後の展開は未定。