東京体育館(渋谷区千駄ヶ谷1)プール棟に、カフェ&レストラン「GOOD MORNING CAFE千駄ヶ谷」(TEL 03-5775-4800)がオープンして1カ月が過ぎた。経営はバルニバービ(台東区)。
同店は、2010年に東京体育館からほど近いビルの1階に同ブランドの1号店としてオープンし、今年1月、契約満了に伴い閉店。「いつか(千駄ヶ谷に)戻ってくる」という思いを持っていたが、当初は場所が決まっていなかったという。
同所への出店は、公募で行われたコンペティションで選ばれたことから決まった。2020年の五輪・パラリンピックが決まり、スポーツへの関心が高まっていく中、同店のコンセプト「朝一生活(=朝のライフスタイル提案)に基づくメニューラインアップなどが「東京体育館を利用される新たな客層に対しても響くのでは」と判断した。
区画面積は209.38平方メートル(うち客席面積は120.17平方メートル)、テラス面積は112.33平方メートル。席数は店内76席、テラス41席合わせて117席。開放感のある店内には白や木目を取り入れ、壁面に飾るオリジナルアートや、カラフルなファブリックで彩を添える。
ドリンクが付くモーニング(10時45分まで)には、植物の花の種子「アマニ」ベースのドレッシングをかける7種類の食材のサラダ「ベジタブルメランジェ」(750円)、トースト・ゆで卵・ヨーグルトの「スーパーモーニングセット」(530円、平日8時30分まで)など8種のメニューを用意。ランチ(11時~15時)には、自家製シャリアビンソースをかける150グラムのビーフステーキ「GMCステーキランチ」(スープ、パンまたはライス付き、1,598円)などを提供する。
ディナー(17時~)には、旬の野菜を使ったプレート「フレッシュベジタブルミスト」(864円)、「チョリソーディアボラアヒージョ」(842円)などアルコールに合わせたイタリアン、ビストロメニューもそろう。同店から始める新メニューとして、スーパーフード「チアシード」を使ったドリンク(702円)もラインアップした。客単価は、モーニング=700円、ランチ=1000円、ディナー=2,500円。
同社プレスマネジャーの福地恵理さんは「千駄ヶ谷という地で約5年街に根差していたんだな、とあらためて感じるほどたくさんの方に『お帰り』と言っていただけている」といい、「常連さんをはじめ体育館利用者の来店も多くあり、個々のライフスタイルに合わせて利用いただきたい」と話す。場所柄、スポーツイベントの開催も視野に入れる。
営業時間は7時~23時。