アニメや漫画などを専門に扱うギャラリー「GoFa」(渋谷区神宮前5、TEL 03-3797-4417)で7月11日、「あらいずみるい スレイヤーズ25周年記念展」が始まる。
「スレイヤーズ」は神坂一さんが手掛けたライトノベルで、漫画家・イラストレーターあらいずみるいさんは挿絵・漫画・アニメのキャラクターデザインを手掛けた。今年、刊行25年を迎えたことを記念して開く同展では、あらいずみさんが手掛けた原作や複製画などを展示する。
期間中を3会期に分け、展示の一部を入れ替えながら計100~120点の原画・複製画を展示する予定で、1期(今月26日まで)には70~80点を並べている。あらいずみさんの手元にある352枚の中から、自身が「気に入っている」絵やスタッフらと選んだ印象的な絵をセレクトしたという。壁面一角には、1枚の絵につながるようにデザインした新装版1~15巻の表紙イラストをつなげて掲出している。
展示に向け絵を選ぶ際、「久しぶりに生原稿を見て、当時の出来事などが記憶に残っていたので感慨深かった」と振り返るあらいずみさん。「CGが主流になり絵を描く人も増えてきたと思うが、アナログがどういうものか、印刷前の状態を味わっていただければ」と来場を呼び掛ける。
会場では直筆サイン入りアートグラフ(シート1万7,800円、受注生産)、ミニアートグラフ(同6,000円)、ポスター(1,500円)、アートカードセット(1,000円)などのグッズを販売する。
開催時間は12時~18時。入場料は1,000円。8月30日まで。