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渋谷ヒカリエで「バケモノの子」展 細田守監督歴代作品紹介、チームラボとコラボも

「バケモノの子」エリアのイメージ©2015B.B.F.P

「バケモノの子」エリアのイメージ©2015B.B.F.P

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 渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)9階・ヒカリエホールAで7月24日から、「バケモノの子」展が開催される。

制作が進む「渋天街」のモニュメント

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 今月11日に公開される映画「バケモノの子」を中心に、「時をかける少女」(2006年)、「サマーウォーズ」(2009年)、「おおかみこどもの雨と雪」(2012年)と、細田守監督が手掛けた作品の初めてとなる大規模企画展。各作品の原画や絵コンテ、背景美術など約300点を展示する。

 「バケモノの子」エリアには、映画「ALWAYS三丁目の夕日」などで日本アカデミー賞最優秀美術賞を受賞している上條安里さん監修の下製作が進む、劇中に登場するバケモノ街「渋天街(じゅうてんがい)」のモニュメント(高さ55メートル、横幅47メートル)や、映画「ラストサムライ」に出演した経験を持つ刀匠・吉原國家さんらが作った、クマのバケモノ「熊鉄(くまてつ)」の大太刀をモチーフにした木刀なども並ぶ。

 場内には、クリエーターとコラボレーションした体験型の展示も用意。チームラボ(文京区)が手掛ける、リアルタイムで3次元CGによる架空の空間に入り込む体験をしながら動画・写真撮影を可能にする「チームラボスタジオ」を活用した「熊徹道場」、カヤック(神奈川県鎌倉市)が手掛ける、「時をかける少女」のラストで描かれた真琴と千昭のシーンを夕暮れの川原をバックに体験できる「未来で待ってる」ブース、「サマーウォーズ」に登場したパソコンのエンターキーをたたき込むシーンを体験できる「よろしくお願いしまあああすっ!!」ブースなど。

 併せて「スタジオ地図ショップ」も展開。クリアフォルダ(432円)やトートバッグ(1,512円)などの同展限定商品をはじめ、サマウォーズのうちわ(400円)、キング・カズマ、雨や雪など各キャラクターのラバーストラップ(600円)などのオフィシャルグッズを販売する。

 人間界・渋谷とバケモノ界「渋天街」を舞台にした「バケモノの子」は、熊徹と渋天街に迷い込んだ少年・九太の師弟関係を中心に、渋天街での修行や冒険、渋谷でのアクション、親子の絆などを描いている。

 開催時間は10時~19時(入場は閉場30分前まで)。入場料は、前売り=大人1,500円、小人(高校生以下)700円、親子ペア2,000円、当日=同1,700円、900円、2,400円。8月30日まで。

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