青山ブックセンター本店(渋谷区神宮前5、TEL 03-5485-5511)青山ブックスクール大教室で7月5日、ラーメンズ・片桐仁さんと現代美術家・天明屋尚さんのトークショー&レクチャーが開催される。
6月27日から菱一号館美術館(千代田区)で開催される、絵師・河鍋暁斎とその弟子である英建築家ジョサ・コンドルをしのぶ展覧会「画鬼・暁斎-KYOSAI 幕末明治のスター絵師と弟子コンドル」に合わせたもの。
「画鬼」と称された河鍋に対し「画強」と名乗っている天明屋さん。「わび」「さび」「禅」などと対極となる、きらびやかで破格な美術概念「BASARA」」を提唱。日本伝統絵画を現代に継承・発展させた独自の表現「ネオ日本画」で知られる。一方、片桐さんは、遮光器土偶型のペットボトルホルダー「ペットボ土偶」、タイをかたどったiPhone5ケース「鯛Phone5」などシャレの効いた粘土作品を手掛けている。
当日は、作品制作に対する思いやそれぞれの美意識に迫りながら、「BASARA」の系譜をたどることで、「日本の美しさの魅力」を探る。トーク終了後には、片桐さん、天明屋さんの著書や作品を新旧問わず持参した人を対象に、サイン会を開く。
開催時間は14時~16時(13時30分開場)。参加費は1,944円。定員は110人。