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渋谷にNY発スティックジェラート「popbar」日本1号店 ナッツやチョコソースなどでカスタマイズ

常時12種類のスティックジェラートをラインアップする

常時12種類のスティックジェラートをラインアップする

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 渋谷・青山通り沿いに6月25日、NY発スティックジェラート店「popbar(ポップバー)」の日本1号店(渋谷区渋谷2、TEL 03-6712-5026)がオープンする。経営はマーチャンダイジングなどを手掛けるティーズプランニング(新宿区)。

好みのチョコソースやナッツなどでカスタマイズできる

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 2010年、イタリア生まれのルーベンさんとドイツ生まれのダニエルさんが、「本格的なジェラートを提供する店を作りたい」という思いでウエストビレッジに1号店をオープンした同ブランド。現在は、日本以外にメキシコや韓国など6カ国に11店舗を展開している。

 ティーズプランニングは主力事業に繁閑の差があることなどから業種問わず新規事業を検討していた中、同ブランドが日本で限定オープンしていた2013年、ダニエルさんと会う機会があったという。同ブランドが米国外への進出を視野に入れていたことや、同社執行役員・河合浩之さんがマーケッターをしていた経験から「本物であれば、食べて印象に残る」と判断し、関東圏におけるフランチャイズ契約を締結し国内展開に踏 み切った。

 日本1号店となる同店は、大学が近く人通りが多い中にも閑静な雰囲気があるところが、ウエストビレッジに似ていることなどから同所に出店。コアターゲットはヤングアダルト層。店舗面積はキッチンスペースを含め22.42坪。世界共通という店舗デザインは白や木目を基調にシンプル仕上げることで、カラフルなジェラートが並ぶショーケースを際立たせている。同店はカウンター奥に位置するキッチンが大部分を占めているため、テークアウト専門店になる。

 同店のスティックジェラートは、人工的なものや添加物は使わずナチュラルな素材にこだわり、店舗で手作りするのが特長。ストロベリーは75%以上、パインは70~80%など、1本当たりのフルーツが占める量も多い。輸入の関係などからジェラートに使う素材はNYの店舗とは異なるが、同じレシピで作る。

 日本では26種類の中から季節などに合わせて常時12種類のフレーバーを用意。ジェラート状の「ポップジェラート」(490円)=チョコレート・コーヒー・抹茶・ピーナツバターなど12種類、シャーベット状の「ポップソルベ」(450円)=ストロベリー・ブラッドオレンジ・マンゴー・パイナップルなど13種類、フローズンヨーグルトのような「ヨーグルトポップ」(490円)=クラシックヨーグルト・ストロベリーの2種類。中でも変動なく提供するのは、チョコレートやバニラ、ストロベリー、ピスタチオなど6種類。

 加えて、ヘーゼルナッツやワッフルコーン、アーモンドなど7種の「ポッピング」(=トッピング)、ミルク・ミントなど4種のチョコレートソース「デッピング」(以上、1種ごとにジェラートの半分に行うハーフ=60円、全体に行うフル=100円)でカスタマイズできるようにする。

 同ブランドのインターナショナル・ディベロップメント・ディレクターのフランチェスカ・ティリティエッロさんは、日本を含むアジアを「重要な拠点」と捉えていたことから日本での展開も視野に入れていたという。NYの店舗には「リピーターの日本人のお客さまも多い」と言い、「日本人は新しいもの好きで、それをキャッチするセンスも持っている。当ブランドのことを正しく理解してくれるのでは」と期待を込める。「食べてもらえれば、絶対好きになると思う」と来店を呼び掛ける。

 河合さんは「味・クオリティーには自信を持っている。NYをしのぐ世界で一番売り上げる店にしていきたい」と意気込む。同社は郊外やショッピングモール内など含め、5年で9店舗の出店を視野に入れる。

 営業時間は11時~20時。

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