恵比寿ガーデンプレイス内の商業施設「GLASS SQUARE」(渋谷区恵比寿4)地下1階に6月25日、5店舗が新規オープンする。
恵比寿駅方面のエントランスパビリオンに隣接する同施設は2002年に開業。昨年の施設開業20周年を契機に、恵比寿ガーデンプレイス全体のコンセプト・機能を見直す中、同施設は「Precious Daily life」を新コンセプトに刷新。30代の女性をコアターゲットに、来街者・オフィスワーカー双方が「日常的に集える」店舗を誘致した。
注目は、ミシュラン1つ星を獲得したフランス料理店「SONA」などを手掛けた米シェフ、デイビット・マイヤーズさんがプロデュースするカリフォルニアイタリアン「Salt Water by David Myers」(TEL 03-5422-9025)。店舗面積は63.72坪、席数は100席。日本国内で生産した食材を生かした料理を提供する。ディナーの客単価は5,000円~6,000円。
同店を手掛けるシナジー(千代田区)は、「醤油(しょうゆ)ワンタン麺えびす」(TEL 03-6455-7797)も出店。店舗面積は19.12坪。席数は38席。しょうゆワンタン麺(900円)を主力に、17時以降は、揚げワンタン(5個380円)、「つまみメンマ」(280円)などの一品料理もそろえる。客単価は、ランチ900円~、ディナー2,000円。
同施設開業時から営業するワイン専門店「LA VINEE & WINE MARKET PARTY」は初のワインバー「YEBISU WINE BAR」(TEL 03-5424-258)を12月まで期間限定で出店する。経営は恵比寿ワインマート(恵比寿4)。店舗面積は23.94坪。席数は59席とスタンディング席を備える。ワイン(550円~)やシャンパン(1,000円)などのドリンクに合わせて、「殻付きマカデミアナッツ」(500円)や「鴨のハンバーグ トマト仕立て」(1,000円)などのフードも用意する。客単価は2,000円~3,000円を想定する。
仙台発牛たん店「味の牛たん 喜助 東京恵比寿店」(TEL 03-6455-7765、経営は喜助=宮城県)は、店舗面積17.56坪、席数は34席。穀物を食べて育った牛のタンを数日熟成させてから焼き上げる「牛タン焼」(1人前1,188円、定食=14時まで1,320円、夜1,620円)は、手振りする塩味・ワインとみそを各自味にするたれ味・仙台みそと白みそをブレンドするみそ味の3種類から選べる。
かねて営業していたビストロ「BISTRO石川亭」(TEL 03-6721-6821)もリニューアルに合わせて移転オープン。経営は石川(江東区)。店舗面積は38.06坪。席数は72席。ざく切りにしたキャベツがアクセントになっている「牛・豚・春キャベツのハンバーグ デミグラスソース」(980円)、サーロインステーキとポテトフライの「スティックフリッツ」(1,800円)などをラインアップ。ランチセット(16時30分まで、1,150円)は前菜とメーンを選べるようになっている。客単価は、ランチ1,150円、ディナー4,000円。
営業時間は11時~23時(店舗により異なる)。7月には同施設に2店舗が新規オープンを控える。