渋谷・青山通り沿いに7月27日、英インテリアブランド「TOM DIXON(トム・ディクソン)」の日本初専門店「TOM DIXON SHOP」(渋谷区渋谷2)がオープンする。経営は日本の独占契約元の林物産(名古屋市中区)。
チュニジア出身のプロダクトデザイナー、トム・ディクソンさんが手掛ける同ブランドは、2002年に創業。「素材そのものの特徴を生かした」創作手法で商品を手掛け、代表作一つであるローマ字の「S」のような形の椅子「Sチェア」は、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の永久コレクションに選ばれるなどしている。
国内初のオンリーショップとなる同店の店舗面積は約160平方メートル。英ロンドンのモンドリアンホテルの総合デザインを監修するなど、近年は商業施設の内装や建築デザインなども手掛けていることから、店内の空間プロデュースにはディクソンさん自身も携わるという。
取扱商品は、照明やファーニチャー、フレグランス、ホームアクセサリーなど。代表的なウィングバックチェア(113万4,000円)やインドのハンドメード技術を使った真ちゅう製のランプシェードが特長の照明「ビートライト」シリーズをはじめ、キャンドル「セント エレメンツ」(2万520円~)、スウェーデンのデザイナーユニット「FRONT」とコラボレーションした照明でゆがんだ球体の「メルトカッパーライト」(16万2,000円、価格はいずれも予価)などをそろえる。
営業時間は11時~19時。