原宿・神宮前交差点近くの米シアトル発グルメポップコーン「POP!gourmet popcorn」世界初専門店「POP!gourmet popcorn表参道本店」(渋谷区神宮前6、TEL 03-6427-2701)で6月19日、新しい同店限定フレーバーの販売が始まった。
2010年に創業し、米国内の食料品店やカフェ、ホテルなど1700店以上で取り扱いがある同ブランド。素材や製法にこだわり、添加物を使わず手作りするポップコーンが特長。米国内では卸のみの展開で、世界初となる専門の小売店として昨年7月にオープンしたのが表参道本店となる。
オープン以降は米本国で展開する中から8種類の商品を輸入していたが、アジア総輸入代理店として同店を経営するアンティバックジャパン(兵庫県芦屋市)は3月に国内工房を開設。国内生産を始めるとともに日本オリジナルで開発したのが同店限定フレーバーとなる。同時にパッケージも一新している。化学調味料や保存料不使用なのはこれまでと変わらないが、新フレーバーには「日本独自の食材」も取り入れたという。
新フレーバーは8種。塩系は、国産玉ねぎで作る自家製オニオンオイルでコーンを揚げ、契約農家から仕入れる牛乳から作るサワークリームをトッピングする「オニオンザワークリーム」(Sサイズ500円、Mサイズ950円)、オープン時から提供していた「ホワイトチェダーハラペーニョ」を改良したフレーバーで、ココナツオイルで作るハラペーニョオイルとホワイトチェダーで味付ける「チェダーハラペーニョ」(同400円、同700円)など4種。
甘味系は、老舗「つぼ市製茶本舗」の抹茶を使った抹茶キャラメルをコーティングし、ほうじ茶パウダーをかける「特選抹茶」(同800円、同1800円)、カカオパウダーをまぶした「チョコレートキャラメル」と全体量の30%にアメリカ産ピーカンナッツを混ぜた「チョコレートキャラメル&ピーカンナッツ」(同800円、同1,900円)など4種。いずれもSサイズは計量カップ1杯分、Mサイズは3杯分。同店でこれまで取り扱っていたフレーバーの販売は終了する。
同店はオープン以降、30~40代を中心に来店があるという。広報担当の佐藤さんは「ナチュラルで遺伝子組み換え無し、グルテンフリーなコンセプトを引き継ぎつつ、日本独自のフレーバーを開発した。(日本人の)皆さまにはなじみのある味になっていると思う」と話す。今後は著名人などとコラボレーションしたオリジナルフレーバーの開発も行う予定。
営業時間は11時~20時。