ウェスティンホテル東京(恵比寿ガーデンプレイス内、TEL 03-5423-7000)は6月1日、ホタルが飛び始めたことから庭園「ウェスティンガーデン」の開園時間延長を始めた。
景観アーティスト石原和幸さんとコラボレーションし、2013年にオープンした同庭園。約480平方メートルの敷地面積を持つ庭園内では、300種以上の植物を植えるメーンガーデンや日本の風景をモチーフにした「里山のくらし」などを設置し、季節ごとの花が見られるようになっている。
ビオトープをデザインに取り入れた小川には毎年、ホタルの幼虫と、エサとなるカワニナを放流しているため、初夏にはホタルを見ることができる。同庭園は通常、日没で閉園するがホタルが飛び始める時期に合わせて開園時間を延長。ライトアップ照明を控えることで、ホタルを見やすくしている。
現在庭園で見られるのはゲンジボタルで、「もう少し後」になるとヘイケボタルも確認できるという。雨の日など自然環境や天候によっては見られない日もあるが、成虫になったばかりの今の時期が最もよく飛んでいるという。
庭園に面した1階のバー「ザ・バー」、ロビーラウンジ「ザ・ラウンジ」では期間中、ホタルの光をイメージしたライチリキュールとグレープフルーツジュースの「蛍」(1,800円)、マスカットリキュールをベースにフレッシュミントを加えてペリエで仕上げる「ガーデン」(各1,800円)などを提供する。
開園時間は9時~21時。今月30日まで。