ラフォーレ原宿(渋谷区神宮前1)2階に4月29日、フードエリア「GOOD MEAL MARKET」がオープンする。
6種のイモとカットで提供する「AND THE FRIET」のフレンチフライ
今春、全体の20%に当たる31区画の大規模改装を進めている同館。「たまり場になるようなスペースを作りたい」という思いから、ファッションだけでなく食の提案・食の情報発信を図りオープンするもの。フロア面積は約300平方メートル。共有の席はカウンターやスタンディングで61席を用意。「ヘルシー」「トレンド」をキーワードに3店舗を展開する。
オーストラリア発メキシカン・ファストフード「Guzman y Gomez(グズマン イー ゴメズ)」(TEL 03-3470-0770)は日本初出店。店舗面積は198平方メートルで、同店専用で51席を用意する。挟む具材を選べるブリトー(レギュラー750円)やタコス(2個850円)などをラインアップし、具材は素材に合わせて下準備してからグリル。サルサやワカモレなどのディップもその日にハンドメードするなど、フレッシュさとハンドメードにこだわる。ソースやトッピングなどでカスタマイズできるのも特長。
2013年、広尾に1号店を出店したフレンチフライ専門店「AND THE FRIET」(TEL 03-6434-7568)は3店舗目の店舗で、テークアウト専門になる。店舗面積は約10坪。広尾店同様、ブルーグレーとホワイトを基調に仕上げた。ベルギー産ビンチェや北海道産マチルダなど季節に合わせ6種のジャガイモを、フレンチフライの定番ともいえる細くて長い「ストレートカット」、皮つき肉厚の「ウェッジカット(くし切り)」など6種のカットで提供する。ディップは自家製マヨネーズなど10種で、同店限定の「明太子バターマヨ」をラインアップした。サイズは、フリットとディップを選ぶ「FRIET」(630円~)や、追加でサイドメニュー「AND」を選べるBOX(960円~)も用意する。
同店先行販売商品として、ベルギー産ビンチェを砂糖でコーティングし、バターシロップとホイップクリームをかける「シュガーバターフリット」(630円)を扱うほか、全店共通の新メニューとして自家製オリジナルソーダ5種(450円)もラインアップする。
韓国発ソフトクリーム専門店「MILKCOW」(TEL 03-6434-7666)は昨年11月オープンの広尾店に次ぐ日本国内2店舗目。オーガニック牛乳を使ったソフトクリームに天然の蜂の巣をトッピングする「ミルキーキューブ」(490円)や、有機ブルーベリー・ストロベリー・ブラックチェリーを天然の蜂蜜と合わせてシロップにした「ベリーベリー」など10種のソフトクリームを提供。加えて、同店限定商品の「フォンダン・オ・ショコラ」(以上各730円)や、季節限定のフレーバーもそろえる。
5月中には、2011年に代官山で創業したコーヒースタンド「THE COFFEESHOP」が新たに手掛ける、スペシャルティドリンクスタンド「THE CUP」がオープン予定。
増加傾向にある訪日外国人の入店動機など広域からの集客や、近隣ショップなどで働く人たちの利便性向上を図った同エリア。ラフォーレ原宿の業務推進部営業開発グループ・副主事の神田千穂さんは「食のシーンを発信することがファッションになれば」と期待を込める。
営業時間は11時~21時。