代官山のカフェ「Sign代官山」(渋谷区代官山町)で現在、英絵本キャラクター「Mr. Men Little Miss(ミスターメン リトルミス)」のコラボレーションカフェが営業している。
同絵本は1971年、著者ロジャー・ハーグリーブスが息子の「くすぐったいって目に見えるの」という質問に答えるため、「くすぐる」という行為を具現化したキャラクターで物語を作ったのが始まり。現在、30カ国以上で翻訳され、累計2億冊以上が販売されている。
同キャラクターを国内展開するサンリオ(品川区)と同カフェを展開するトランジットジェネラル(港区北青山3)の同キャラクターのコラボレーションカフェは、昨年に実施したパンケーキ店「サンデージャム原宿店」(神宮前4)に次ぐ2回目。今回は、同キャラクターが生まれたイギリスの「文化に触れられる場所」をテーマに展開。シルクハットや口ひげを付けたキャラクターのビジュアルを使う。
ファサードの窓ガラスや店内の壁面にはキャラクターのイラストを掲出するほか、店頭にはキャラクターのぬいぐるみや等身大フィギュアなどを配置。店内の机には口ひげなどのシールを貼るほか、スタンドライトにもシルクハットや口ひげを付けている。
期間中はコラボレーションメニューを提供。目玉焼きやソーセージ、ベークドポテト、フライドマッシュルームなどイギリス「定番」の朝食プレート(キャラクターのマグカップ付き1,922円)、スコーン2種やクレームブリュレ、レモンパイなどを盛ったアフタヌーンティーセット(2,246円)、「Little Miss Princess」をイメージしたピンク色のスムージー(864円)など。
店内の一角にはコーナーを作り、モニターでアニメーションを上映。絵本のほか、コラボレーションTシャツ(2,592円)、マグカップ(540円)などの限定グッズを販売する。
店内では、ブリティッシュ・カウンシル英会話スクールによる英会話レッスン(4月1日・2日)や、同店のバリスタによるラテアートのワークショップ(同3日)も開く。参加料は、デザート・ドリンク付きで1,620円。定員は各回8人。
営業時間は11時~23時。4月12日まで。