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原宿の薬膳カフェで花粉症対策メニュー、ミカン使ったデザートなど

ミカンを丸ごと使ったメニューを提供する

ミカンを丸ごと使ったメニューを提供する

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 原宿外苑中学校近くの薬膳カフェ&ダイニング「ORIENTAL Recipe Cafe」(渋谷区千駄ヶ谷3、TEL 03-6434-0950)が3月16日、花粉症対策メニューの提供を始めた。

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 2012年にオープンした同店。漢方や薬膳の専門家、薬膳料理に詳しい料理人が料理の開発した料理を提供しているほか、薬膳料理教室や講座なども開いている。

 花粉症対策メニューは、花粉の飛散量が「昨年の2倍以上」と予測されていることから初めて提供する。同店では、ポリフェノールの一種「ヘスペリジン」の抗アレルギー作用に着目。グリコ健康科学研究所の発表によれば、ヘスペリジンは、かんきつ類の外果皮(皮)や中果実皮(袋やスジ)などに多く含まれ、血管透過性を抑制する働きから花粉症の症状を緩和すると考えられている。

 提供するのは「含有量の多い」温州みかんを使ったメニュー3品。ミカンの皮を乾燥させ砕いて作った自家製の陳皮がポイントで、ミカンを皮ごと1個・豆乳・リンゴ・蜂蜜・すり下ろした鳥取県産のショウガをミキサーにかけ、花粉症を「軽減する」といわれているヨーグルトと2層にすることで相乗効果を図ったフレッシュジュース(650円)など。ミカン2個を皮ごとミキサーにかけて作ったゼリー(400円)は、ミカンの皮を容器にすることで「へスぺリジンを多く含む」内側の皮(中果皮)と一緒に食べられるようにした。

 桑原敏枝店長は「花粉症ではない方にも召し上がっていただけるよう味にもこだわった。花粉症はいつなるかわからないので、普段から気を付けるのもいいのでは」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は10時~23時(日曜・祝日は21時まで)。花粉症対策メニューの提供終了時期は未定。

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