ラフォーレ原宿(渋谷区神宮前1)が現在、春の改装を進めている。対象区画は、新規出店・リニューアル合わせて31区画。
「高感度な」ブランドや若手クリエーターのクリエーティブなどを中心に、背景にあるカルチャーやコンセプトを重視したブランド・ショップを導入。東京が持つ「多面的かつ個性的な新しい可能性」を、世界を意識して発信していくという。
2月1日に突如閉店したことで話題となった「トップショップ/トップマン」跡の明治通りに面した区画には、「A BATHING APE」を手掛けていたことなどで知られるクリエーティブ・ディレクターNIGOさんのコンセプトショップ「STORE by NIGO」が出店を控える。NIGOさんのクリエーティビティーや、交友関係から生まれる新しいプロジェクトを形にする「コンテンツ可変型」のショップになるという。
同じく1階には、オランダ出身の建築家レム・D・コールハースさんと、英老舗シューズブランド「クラークス」の靴職人ガラハド・クラークさんが手掛けるシューズブランド「UNITED NUDE」がオープンする。
そのほか、「食べ物の標本」をコンセプトに、本物の菓子や食品を使ったアクセサリーを提案する「ROTARI PARKER(ロタリパーカー)の旗艦店、モデルの瀬戸あゆみさんがデザイナーを務める「Ayumi in the batty girls」を中心としたセレクトショップ「BATTY GARAGE BYAYMMYS(バッティーガレージ バイ エイミーズ)」なども新規出店を予定する。
4月下旬には、2階に本格的なフードゾーンを新設。オーストラリア発メキシカンダイナー「Guzman y Gomez(グズマン イー ゴメズ)」の日本1号店や、広尾に店舗を構えているフレンチフライ専門店「AND THE FRIET(アンド・ザ・フリット)」、韓国発アイスクリーム専門店「MILKCOW(ミルクカウ)」が出店を予定している。
リニューアルでは、ファッションやカルチャー、ビューティーなど同館の視点で「今面白いと思うもの」を期間限定で提案してきた「コンテナ」を移転拡張。売り場面積が従来の約8倍になるという店内には6つの異なる空間でコンテンツを編集し、これまでできなかった大型の企画も行っていくという。
営業時間は11時~21時。