渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)内に4月11日、エンジニア養成学校「G’s ACADEMY (ジーズアカデミー)TOKYO」が開校する。運営はIT関連・デジタルコンテンツの人財育成スクールなどを展開するデジタルハリウッド(千代田区)。
IoT(Internet of Things=モノのインターネット)など、新たなサービスやエンターテインメントが生み出されている中、「エンジニアの人材不足が課題となっている」という。同社は業界のさまざまな企業と連携し、「世界で戦えるサービスを作り出す」エンジニアの養成を目指す。
教室は、ヒカリエ17階にオフィスを構えるWeb・ITエンジニアの人材紹介事業などを手掛けるレバレジーズ内に開設。大学4年生や社会人になりたてなど「チャレンジ精神のある若い人」 をターゲットにしていることやアクセスの良さなどから渋谷を選んだ。
開講するのは週末・夜間の「LABコース」(Webサービスデベロッパークラス、Androidアプリデベロッパークラス)。初心者を対象にしたプログラマー養成コースで、共通科目として実践的な課題をこなした後にクラスを分ける。卒業制作では、現役のエンジニア・メンターが個別指導を行う。
受講終了後、スタートアップベンチャー起業支援などを手掛けるサムライインキュベート(品川区)の審査で認められた受講者は同社から450万円、デジタルハリウッドから30万円の出資を、それぞれ受けることができる。授業料後払い制度も採用し、「優秀な」学生には学費支援や免除を行う。
講座は毎週土曜14時~17時。受講期間は4カ月、メンタリング期間は2カ月。受講料は、入学金=5万4,000円、授業料=21万6,000円。定員は50人。現在1期生を募集している。
2016年4月には「Academyコース」(ゲームデベロッパーコース)も開講し、世界に向けたネーティブアプリゲームの開発をテーマに企画から実装、アプリ開発を行うという。