1月15日、青山学院大経営学部の教授陣が経営指揮を行う経営コンサルティング会社「青学コンサルティンググループ」(本社:港区新橋、TEL 03-5404-8240)が設立された。大学の経営学部付属の経営コンサルティング会社設立は国内初のケースとなる。資本金は1,000万円で、学校法人青山学院や同大教授などが出資し、代表取締役には同大経営学部部長の佐藤靖教授が就任した。同社は、経営学・商学・会計学といった同大の3つの専門領域においてコンサルティングを行うのが特徴で、ビジネスフローはコンサルテーションを中心とする上流工程と、コンサル内容を踏まえた戦術検討と実施を行う下流工程で構成される。スタッフには同大教員と外部の実務家を、サポートスタッフには同大大学院生等を起用する一方、同大に対しては教材としてケーススタディやインターンシップの機会を提供し、相乗効果を図る。