恵比寿に1月24日から、スイーツ好きの男子たち「甘党男子」による期間限定カフェ(渋谷区恵比寿西1)がオープンしている。
昨秋ラフォーレ原宿(神宮前1)で開催された「東京チョコレートショー」をプロデュースしたヒキノトオルさんが主宰する「甘党男子」は、2008年に男性のためのスイーツ情報サイトとしてスタート。現在「党員」は5000人ほどおり、2012からはその年の「甘党男子の顔」を決める「甘党男子スイーツ&スマイルコンテスト」を開いている。
初の試みとなる同カフェは、甘党男子の需要が高まるバレンタインの時期に出店。グランプリの佐藤友咲(ゆうさく)さんをはじめ、昨年度のコンテスト参加メンバー6人がスタッフとして働く。常駐するのは、1日1人~2人で、ホームページで出勤スケジュールの確認ができる。バー&カフェダイニング「decora63」のランチ時間帯を借りて営業する。席数は26席。
メニューは、チョコレートフォンデュやパティスリー「デリーモ」とコラボレーションしたボンボン・ショコラ(以上、各1,200円)、ホットチョコレート(750円)など。「笑うアイスクリーム」(700円)は、毎月満月の夜に配信しているユーストリーム番組「甘党男子TV」の中のコーナーでメンバーが作っているスイーツ。チョコパイをベースに、アイスや生クリーム、チョコレートソースなどでカエルの顔を作るもの。店内が混雑していなければ、注文客の前でメンバーが作るという。
1,000円以上の注文客にはメンバーの顔写真入りのコースター1枚をランダムで進呈するほか、1,800円以上の注文客はメンバーと2ショットチェキが撮影できる。ボンボン・ショコラ購入客などは「壁ドン」も体験できる。2月4日には店内から「甘党男子TV」の公開生配信をするほか、バレンタインデー当日の14日にはイベントも予定する。
初の試みということもあり「実験的要素もある」と話すヒキノさん。「メンバーとお客さんとで作り上げてほしい。普段のイベントなどでは体感できない距離感だと思うので、来店いただいたからには『壁ドン』も体験していただきたい」と来店を呼び掛ける。大学生でありながらDJや社交ダンスの講師補佐などしている「甘党男子」のメンバー木村友哉さん(24)は、「メンバーそれぞれキャラクターも違うので、いっぱい通っていろいろなメンバーと話をして楽しんでもらえたら」とも。
営業時間は11時30分~18時(土曜・日曜・祝日は19時まで)。2月14日まで(同7日は休み)。