東急東横店・東館(渋谷区渋谷2)の解体工事現場で12月24日、クレーンを使ったイルミネーションが点灯した。
渋谷駅街区エリアマネジメント協議会(東急電鉄・JR東日本・東京メトロ)、道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発準備組合(事業協力者:東急不動産)、渋谷区などで構成する渋谷駅前エリアマネジメント協議会が展開する「SHIBUYA +FUN PROJECT」の一環。
場所は同館最南部「東3号館」跡で、がれきの撤去作業を行うクレーンを活用。クレーン操縦室下部に約20メートルにわたって細いワイヤー5本を束にしたものを20本設置し、白と青のLED約3万個を付けた。操縦室下からは計12台のライトでレインボーカラーにライトアップする。背面の壁には同プロモーションのロゴなどを投影。
同時に、同所をはじめ周辺工事現場の仮囲いをカラフルな雪の結晶などのデザインに変更している。
東急電鉄の東急百貨店東横店解体工事事務所・所長の永持理さんは「渋谷駅東口エリアは工事だらけで大変お騒がせしている。『+FUN』とあるよう、遊び心を持った演出もしているので、工事そのものも楽しんでいただけたら」と話す。
同館最北部「東1号館」の地下では渋谷川移設に向けた工事を進めており、東3号館は地上まで解体がほぼ終了。今後、同館と西館をつなぐ銀座線上部や中央の「東2号館」の解体を進めていく予定。
点灯時間は17時~21時ごろ。2015年3月25日までを予定。