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渋谷パルコで映画「海月姫」展-男子禁制「天水館」再現、女装グッズも

映画で使ったセットで再現した男子禁制のアパート「天水館」

映画で使ったセットで再現した男子禁制のアパート「天水館」

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 渋谷パルコ・パート1(渋谷区宇田川町)3階の「パルコミュージアム」(TEL 03-3477-5873)で12月19日から、「海月(くらげ)姫展」が開催されている。

本物のタコクラゲも展示する主人公・月海の部屋

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 今月27日に同店パート3・8階の映画館「シネクイント」などで公開される映画「海月姫」を記念したもの。同作は東村アキコさんが手掛ける同名漫画の実写版。男子禁制のアパート「天水館(あまみずかん)」で暮らすイラストレーターを志すクラゲオタクの倉下月海(つきみ)を中心とした「オタク女子=尼~ず」と、女装男子・鯉淵蔵之介を中心に、天水館の取り壊しを阻止しようと奮闘するストーリー。

 場内には実際に撮影で使ったセットで「天水館」のエントランスを再現。随所に撮影で使った小物や、劇内のファッションショーのためにスタイリスト飯嶋久美子さんが制作した「クラゲドレス」、東村さんの複製原画30点などを展示。月海の部屋を模した空間には、クラゲのイラストやぬいぐるみ、本、本物のタコクラゲの水槽などもディスプレーする。

 併せて、月海を演じる能年玲奈さんや、蔵之介を演じる菅田将暉さんらが着用した衣装や映画のパネルなども展示。劇中で月海が見に行こうとしていた「クラゲの世界展」も場内で行っている。場内随所には同作に関する問題48問を掲出。入り口で受け取る「尼~ず適正検査」表に解答し、場内奥に位置するアパートの住人の一人であるBL漫画家・目白樹音の部屋に向かい「ご託宣お願いします」と言いながら、ドアと床の隙間に用紙を入れると結果が戻ってくるようになっている。

 天水館は「男子禁制」という設定のため、男性は女装しないと入場できない。自前でも可能だが、入り口にかつらや洋服、靴など女装アイテムを用意している。

 開催時間は10時~21時(最終日は18時まで、入場は閉場30分前まで、年末年始の営業は同館に準ずる)。入場料は、一般=500円、学生=400円、小学生以下無料ほか。2015年1月12日まで。

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