渋谷ヒカリエ（渋谷区渋谷2）8階「8/」コートで11月26日、広域渋谷圏の散歩をテーマにしたイベント「シブヤ散歩会議2014 ～シブヤの魅力、散歩で発見！～」が開催される。

　シブヤ散歩会議は、広域渋谷圏の魅力を「散歩」と「ＩＴ」をキーワードに発信し、渋谷をさらに活気ある街にするために東京商工会議所渋谷支部情報分科会が中心となって進めるプロジェクト。

　明治期の小説家・国木田独歩（1871-1908）は現在の渋谷区役所付近に居を構え「武蔵野」をはじめ「散歩」をテーマとした小説を多く生み出しており、渋谷とも縁が深い。「散歩」と縁の深い渋谷で、目的地を定めずブラブラ歩いても（＝散歩）、何かしらの面白いことに出合える街＝渋谷をアピールしていく。

　当日は、「散歩の達人MOOK」編集長の山口昌彦さんとシブヤ経済新聞の西樹編集長が「シブヤ散歩の魅力」について語り合うトークイベントを開催。池尻生まれで幼少のころから渋谷を利用していた山口さんによる「おすすめ散歩コース」も紹介する。

　広域渋谷圏内の「散歩ラボ」7チームが考案した散歩コースも発表。各チームの動画はステディカムを使って撮影したもので、各チームが10分弱の持ち時間で、プレゼンテーション・スタイルで、その魅力を発表する。

　併せて、同プロジェクトが公募で行った「散歩アプリコンテスト」のグランプリ表彰とプレゼンテーションも行う。10月に最終審査会を開き、グランプリはステッチ（千代田区）が応募した「SANPOINT－サンポイント－」が受賞した。

　同アプリは、渋谷のおすすめ散歩コース「3ポイント」（＝サンポイント）を投稿＆閲覧することができるもの。閲覧する側は投稿された散歩コースを自由に見ることができるほか、行きたいポイントやテーマ（おいしいもの食べたい、デート、女子会など）でコースを検索することができる。

　開催時間は18時～（17時30分受付開始）。入場は無料だが、事前の申し込みが必要。イベント終了後、懇親会も予定している。