代々木街バル(渋谷区代々木1)一帯で11月8日、「代々木街バル」が始まった。主催は代々木商店街振興組合。
同組合が創立30周年を記念して企画した同イベント。JR代々木駅西口を中心に広がる同商店街。店舗数は多く飲食店を中心にチェーン店は増えているものの、組合は物販店が少ないことを課題に挙げている。専門学校があることなどから来街者の年齢層は低く、目的行動が多いため回遊性が乏しいという。
商店街として「活発な活動」を行ってこなかったため、組合員数が減少し空き店舗が増加していった。経済産業省・中小企業庁の「補正商店街まちづくり事業」の助成金を得て実施する同イベントを通じ、地域活性化や街のイメージ刷新を図る。
参加するのは28店舗。シミュレーションゴルフもできるカフェバー「ラグラス」、伊勢芋料理店「里乃や」、奄美・鹿児島の食材を使った料理、酒を提供する「ねりやかなや」、軽井沢をテーマにしたカジュアルイタリアン「OSTERIA Naguhtti(ノーテ)」、ライフスタイルショップ「コンテナート」、お好み焼き・もんじゃ焼き「味音(あじと)」など。期間中、各店が特別メニューを用意する。
今回のイベントを機に、活発な情報提供やイベントなどを行い大人も来街する「魅力的でにぎわいがあり、安心して楽しめる街」を目指すという。
開催時間は17時~23時(店舗により異なる)。当日チケットは、1枚=700円1 冊(5枚つづり)=3,500円。販売場所は代々木駅前宝くじハウス。余ったチケットは今月30日まで1 枚600 円の金券として参加店で利用できる。街バルは今月13日まで。