西武渋谷店(渋谷区宇田川町、TEL 03-3462-0111)B館3階のインポート編集売り場「COMPOLUX(コンポラックス)」で9月、メンズアイテムの取り扱いが始まった。
海外のコンテンポラリーブランドを「リアルクローズとして取り入れること」を提案する売り場として、昨年10月から営業している同売り場。メンズ商品の取り扱い予定もあったが、当初はレディス物のみで展開。カップルでの来店も多く、メンズ商品の取り扱いの有無などの問い合わせなどが寄せられていたという。
売り場面積は330平方メートルから500平方メートルに増床。一続きの空間でメンズ・レディスを扱う。デザイナーで建築家の佐藤オオキさん率いるデザインオフィスnendo(目黒区下目黒2)が担当した売り場は、「パーク」「ガーデン」がテーマ。ウオームグレーを基調にし、什器や壁面上部に取り入れる柵のデザインは角ばった柄を採用。レディス同様、売り場の裏手に備えるフィッティングルームは2室で、ブルーグレーなどトーンを落とした色でまとめた。
40代をメーンターゲットに据え、「キレイめスポーティーライン」のアイテムをセレクト。デザイナー高田賢三さんが手掛ける仏発「KENZO」や米発「rag&bone」「Alexander Wang」「TODD SNYDER」など、15ブランドをラインアップ。レディスは30ブランド(うちメンズ・レディス共通は4ブランド)を扱っている。
利用客は30~40代が中心で、2~3割ほどが外国人旅行客。新規客が増えているほか、ギフト利用も需要が高いという。
営業時間は10時~21時(日曜・祝日は20時まで)。