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渋谷ロフト、ハロウィーンコス「アリス」人気続く-和装やグループコス需要も

架空のファッションショーの舞台裏をイメージした売り場

架空のファッションショーの舞台裏をイメージした売り場

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 ハロウィーンが一週間後に迫りムードが高まる中、渋谷ロフト(渋谷区宇田川町、TEL 03-3462-3807)で関連商品の動向を聞いた。

一番人気の「アリス」コスチューム

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 毎年ハロウィーンに合わせ特集コーナーを設けている同店。今年は10月2日から本格的展開しており、1階のシーズンスペースは架空のファッションショーの舞台裏をイメージした売り場を設置。4室用意する試着室のうち1室は、3~4人でも利用できるよう広めの空間になっている。同店では今年、レディスのプリンセス系からモンスター系、ミリタリーやポリスなどセクシー系、メンズ・キッズまで約800種のコスチュームをラインアップした。

 例年人気の「不思議の国のアリス」の主人公アリスをモチーフにしたコスチュームは、現段階の総売り上げ1位(「アリスガール」4,968円)と3位(「アリスドレス」5,832円)にランクイン。同作に登場する「帽子屋」をモチーフにした「ハッターガール」(5,292円)も5位に入っている。2位は「ハニーガール」、3位は「赤ずきん」だが、すでに品切れになっているという。上位には入らなかったものの「アナと雪の女王」「マレフィセント」をイメージしたコスチュームも人気だという。

 昨年から「グループコスプレ」の需要が高まっていることから、「美少女戦士セーラームーン」のセーラー戦士5人のコスチューム(各9,612円)など、同じ世界観を共有できるコスチュームもそろえる。同店は今年「和装」を勧めており、着物と帯のセット(1万6,200円~1万9,440円)などを初展開している。男性向けのコスチュームは「進撃の巨人コスチュームセット」(1万800円)も登場した。

 近年、メークなど含め「全身仮装をする人が増えている」ことから、小物類も強化。つけまつげ、ヘアチョーク、タイツ、ニーハイソックスなどの種類を充実させたほか、ボタンを押すと笑い声が鳴る「ウィッチハット」(8,640円)などロフトが直輸入する商品、初展開するジュエリーなど約500アイテムをそろえた。

 同店では、2階美容・健康雑貨フロア=マニキュアやつけまつげ、タトゥーシール、3階家庭用品フロア=ホームパーティー向けの皿ほか、5階バラエティー雑貨フロア=菓子、アニメキャラクターのコスチュームなど、複数のフロアでも商品をアピール。ハロウィーン関連商品は全体で約2000種に上る。

 今月25日・26日・31日(各日15時~21時)にはハロウィーンメークグッズ購入客を対象に、バンタンデザイン研究所の学生によるハロウィーンメークイベントを実施する。

 現在までの売上前年比は、台風の影響を受けた2日を除いて、コスチュームのみで112%、全体で140%と好調。例年通り10~20代の女性が中心だが、30代の女性やカップル、親子連れ、男性グループ、外国人の姿も多く「(ハロウィーン売り場が)認知されてきているのでは」と分析する広報担当の横川鼓弓さん。

 「頭の先から爪の先までの商品をそろえているので、自分らしくアレンジして個性を出していただくのがオススメ。ご友人同士など皆さん一緒に楽しんでいただければ」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は10時~21時。10月31日まで。

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