渋谷エリアで10月25日・26日、「第6回 渋谷芸術祭」が開催される。
2009年に始まり今年で6回目を迎える同祭は、渋谷エリアの施設や商店会、NPO、企業などが協働し、「渋谷カルチャー」を発信するイベント。今年は過去5回の実績を基に、「さらに何かをプラスした」コンテンツや試みを行うことから「Shibuya+(ぷらす)」をテーマにする。
会場は渋谷エリア10カ所と、ユーストリーム中継を行う仙台サテライト1会場の計11会場。ハチ公前広場の特設ステージでは、オープニングセレモニーやShibuya-FM「SHIBUYA+α」公開収録、一般公募から選ばれたアーティストのライブパフォーマンスを実施。
渋谷ヒカリエ(渋谷2)3階・イベントスクエアでは、新設した「SHIBUYA AWARD」の作品を展示。会場には、事前の公募で集まった「渋谷」をテーマにした作品やその中から選ばれた大賞作品のほか、画家で彫刻家の天野タケルさん、コミュニケーションアーティスト「ときたま」さん、ペインターLyさん、画家GEORGE HAYASHIさんらアーティストの作品などをも並ぶ。
昨年・一昨年に続き映画を上映するのは宮益御嶽神社(渋谷1)。毎年製作してきたドキュメント映像「ROADSIDE」は、2011年~2013年に撮影してきた人たちと風景をまとめた作品と、現在の東北の人たちの様子を伝える最新作の2本立てで上映。「渋谷」をテーマに17人の映画監督が1カ月以内に製作した短編映画を上映する「渋谷国際短編映画祭」も開催する。
今年新たに会場となる「みやしたこうえん」と神宮通公園(神宮前6)では、アーティスト集団「BoHeMi@n.inc」による「渋谷秋の大暴れフェス」を開催。ミュージシャン原田真二さんをはじめ、ヒップホップグループ「ラッパ我リヤ」、和風グランジサイケデリックロックバンド「The Stone Sun」らの音楽ライブ、リアリティーバラエティー番組に出演していたことでも知られるアーティスト、フランセス・スィーヒさんによる畳をキャンバスにしたライブペインティング、バイリンガル即興コメディー集団「Pirates of Tokyo Bay」のパフォーマンスなどを予定。
開催時間は会場により異なる。