渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)9階ホールなどで開催されていた「Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO(メルセデス ベンツ・ファッション・ウィーク東京、以下MBFW)2015S/S」が10月19日、閉幕した。主催は日本ファッション・ウィーク推進機構(渋谷3)。
今月13日に開幕し、会期7日間で海外4ブランド含め48ブランドが参加した今回。コレクションショーは天津憂さんをデザイナーに迎えた「HANAE MORI designed by Yu Amatsu」がオープニングを飾り、ロンドン発「HOUSE OF HOLLAND」の日本初のショーなどを経て、セレクトショップ「ザ・コンテンポラリー・フィックス」などを展開する巴里屋(港区北青山3)吉井雄一社長がオーガナイザーを務めた、ショーと音楽のオールナイトイベント「VERSUS TOKYO」で幕を閉じた。
コレクションショーは原則として招待制だが、主催・共催イベントには延べ2万4100人ほどが来場。日本・韓国・台湾・香港の若手デザイナーを発掘・インキュベートするプロジェクト「アジア・ファッション・コレクション」、「リトゥンアフターワーズ」を手掛ける山縣良和さんと、「ミキオサカベ」を手掛ける坂部三樹郎さんがプロデュースする、デザイナー支援プログラム「東京ニューエイジ」の展示など、関連イベントには3万6000人が来場した。
今回からフランスのAFP(Agence France-Presse)通信とオフィシャル・メディア・パートナー契約を締結し国外への発信力を強化したほか、試験的に画像共有アプリ「インスタグラム」を開始するなどSNSを通じた情報発信にも取り組んだ。
「2015-16A/W」は2015年3月開催予定。