恵比寿ガーデンプレイス(渋谷区恵比寿4)で10月8日、開業20周年イベントが始まった。
1994年の同日、「水と緑の山の手情報文化都市」をコンセプトに開業した同施設。8万2365平方メートルの敷地に、飲食店やオフィスが入居し展望台を備えるタワーや恵比寿三越、ヱビスビール記念館、ウェスティンホテル、東京都写真美術館、ザ・ガーデンホールなどが集積している。昨年末までの累計来街者数は約 2 億 6000万人(1 年間の平均来街者数=約 1200 万人)。同施設では20周年を機に、広場のテラス席増設など利便性やサービス向上に向けたリニューアルを進めている。
センター広場には同日、渋谷区立長谷戸小学校など地元の小学生70~80人とアーティスト5人が装飾したメモリアルベンチ20台を設置。柱には、施設内で働く人や近隣住民など「恵比寿にゆかりがある」女性50人を5人のカメラマンが撮影した写真パネルを展示している。
恵比寿三越には仏発絵本「リサとガスパール」の期間限定ショップ(今月14日)がオープンしているほか、今月12日には恵比寿に店舗を構えるパティシエ鎧塚俊彦さんや日本料理「なすび亭」(恵比寿1)店主・吉岡英尋さんのトークショーを開く。
同日開いたイベントには神田うのさんが参加。自宅が近く開業時から利用しているほか、自身がプロデュースするウエディングドレスのコレクション発表を13年前からザ・ガーデンホールで開いている。「(開業から)20年もたっちゃったんだ」と感慨深げな様子で、「安全できれい、緑も豊富。恵比寿と言えばガーデンプレイス」と話し、「40~60代も一緒に過ごしていきたい。共にすてきな年の重ね方をして、今を生きる場所であってほしい」と期待を込めた。
神田さんは同日が7回目の結婚記念日で、「20周年の結婚記念日を迎えられるよう夫婦生活を頑張っていきたい」とも。2歳11カ月になる長女は「常に今が一番かわいい。優しくて、母親に似ず良い子」と笑いを誘った。
12月25日まで。