商業施設「東急プラザ 表参道原宿」(渋谷区神宮前4)の屋上テラス「おもはらの森」に10月3日、ハロウィーンをモチーフにした環境体験装置が設置された
東急不動産と東京都市大学が、「次世代技術」をテーマに2月に締結した産学連携の成果を一般公開する第一弾。環境体感装置は、日常的には意識しにくい自然環境の「微細な変化」を体感しやすくするための装置や器具で、同大工学部建築学科小林茂雄研究室によるもの。
場内には、話し声や足音、音楽など音に反応して点滅するオレンジのイルミネーションに付けた、お化けやジャック・オ・ランタン、風で回転するコウモリをかたどった風車など、ハロウィーンをモチーフにした環境体験装置を設置。空気の流れを視覚や聴覚などの五感要素に変換することで、来場者が自然環境の変化を感じられるようにした。期間中は意識や行動変化について来場者にアンケートを取り、今後の応用方法などに活用するという。
実施時間は8時30分~21時。今月9日まで。期間中、7日~9日にはオリジナル風車を作るワークショップも開く。