代々木公園・ケヤキ並木で10月4日、「バスフェスタ2014 in TOKYO」が開催される。主催は日本バス協会(千代田区)。
日本で最初にバスが運行した9月20日の「バスの日」にちなみ、2009年から開催している同イベント。横浜や銀座など都内近郊で実施し、2012年から代々木公園に場所を移している。昨年は雨天だったにもかかわらず1万8000人ほどが来場した。6回目を迎える今年のテーマは「まちへ、みらいへ、みんなの“ワクワク”が走り出す」。
場内には、マスコットキャラクター「きゅんた」(小田急バス)や「かなみん」(神奈川中央交通)などバス事業会社のキャラクター(4台)やハローキティ、リラックマなどのキャラクターラッピングバス(3台)などバス10台を展示。中でも、「ノッテちゃん」(東急バス)のラッピングバスは当日初めて披露する。会場には着ぐるみ8体も来場予定。
約10トンのバスとの綱引きや、車いすを使ったバリアフリー設備体験、運転士やバスガイドの衣装を着て記念撮影をできるコーナーなど体験イベントも実施。ステージでは、NHK「のんびりゆったり路線バスの旅」のテーマ曲を歌うシンガー・ソングライター都竹(つづく)宏樹さんのライブ、バスガイドのトークイベントなどを行う。当日は2階建てのオープンバス「スカイバス」が周遊バスとして運行する。乗車無料(当日場内で整理券を配布)。定員は各回50人。
会場では、夏休みに小学生以下を対象に実施した「バスのデザインコンテスト」の応募作品1049点の中から国土交通大臣賞を受賞したデザインがラッピングバスとなってお披露目される。同バスは実際に京王電鉄バスが1年間運行する。
開催時間は11時~16時30分。入場無料。荒天中止。主催者側では、蚊の多い場所では長袖シャツ・長ズボンなどの着用や、虫よけ剤などの使用を呼び掛けている。