渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)9階ホールなどで10月13日から開催される「Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO(メルセデス ベンツ・ファッション・ウィーク東京、以下MBFW)2015S/S」のスケジュールが発表された。
2005年、日本のファッション・ビジネスの国際競争力強化を図る目的で始まったファッションイベント「東京発 日本ファッション・ウィーク」が前身。毎年3月と10月の2回開催で、2011秋から冠スポンサーにメルセデス・ベンツを迎えている。2013年春夏シーズンから同施設に拠点を移し、メルセデス・ベンツのブランド発信基地「メルセデス・ベンツ・コネクション」(港区)も公式会場として展開している。
コレクションショーには48ブランド(9月18日時点)が出展。同シーズンに立ち上げとなる新ラインで、「A DEGREE FAHRENHEIT」を手掛ける天津憂さんをデザイナーに迎えた「HANAE MORI designed by Yu Amatsu」がオープニングを務めるほか、黒を基調にしたデザインが多い「Noir Fr(ノアファー)」など初参加ブランド、韓国をベースに活動している「fleamadonna(フリーマドンナ)」などの海外のブランドなどがコレクションを発表する。ショーは基本招待制のため、一般は入場できないものがほとんど。同18日まで。
コレクションショーにも参加するレディスブランド「SOMARTA」のデザイナー廣川玉枝さんは、西武渋谷店(渋谷区宇田川町)で国内初の展覧会を開くなど、インスタレーション・プレゼンテーションも予定。
関連イベントとして、雑貨を集積する「Zakka Runway」(シンクス)、デザイナー坂部三樹郎さん、山縣良和さんがプロデュースする若手デザイナーによるプレゼンテーション「東京ニューエイジ」(渋谷ヒカリエ8階)、若手女性クリエーターの祭典「シブカル祭。」(渋谷パルコ)、渋谷駅周辺の商業施設が参加する「渋谷ファッションウイーク」、神南エリア一帯で展開する「シブヤ ファッションフェスティバル」、デザイン・アートイベント「TOKYO DESIGNERS WEEK」(明治院宮外苑)なども開催される。