東急本店近くに9月26日、飲食の商業施設(渋谷区宇田川町)がオープンする。
同施設を開発・所有する東急電鉄から、飲食店経営・プロデュースを手掛ける際コーポレーション(目黒区)が借り上げて運営する同施設。近隣の商業施設との差別化を図り、設計段階から両社で協議を重ね「事業効率性と空間価値を高めた」施設になる。
敷地面積は約390平方メートルで、建築面積は約240平方メートル。延べ床面積は、1階~3階(各56坪)と屋上(32坪)の4階建てで200坪。屋上テラス席には植栽配置や天窓の設置など開放感ある空間をつくった。
出店するのは、1階=ギョーザをメーンにアジアの要素を取り入れたチャイニーズカフェ&レストラン「タイガー餃子(ギョーザ)会館」(84席)、2階=長崎・五島列島の食材を使う和食の新業態店「日本列島酒場 上五島」(76席)。3~4階に出店するステーキを中心としたアメリカンダイナー「DEMODE QUEEN」(116席)は、宇田川町で11年営業していた店舗(2012年閉店)を装い新たに復活させる店舗で、西海岸の邸宅をイメージした内装に仕上げる。