デング熱の感染が広がる中、渋谷区立みやしたこうえん(渋谷区神宮前6)で行われた蚊のサンプリング調査結果が発表された。
厚生労働省では、代々木公園で採取した蚊からデングウイルスが確認されたことなどから、渋谷区内の公園などで関係自治体と協力して蚊のウイルス保有調査を順次進めている。
みやしたこうえんでは9月6日~7日に蚊をサンプリング。渋谷駅方面のトイレ裏や駐車場脇など公園周辺を含めた5カ所で採取した全ての蚊からはデングウイルスは確認されず、いずれも陰性だった。この結果から同公園の封鎖は「議論に挙がっていない」という。
区では今後、区内の町会掲示板などでの周知を含め、注意喚起を行っていく。