渋谷センター街を中心に現在、リバースグラフィティが出現している。
リバースグラフィティとは、排ガスなどで汚れた道路や壁の汚れを高圧洗浄機などで取り除くことで文字や絵を浮かび上がらせるもの。昨年、米ヒップホップアーティスト・エミネムさんのアルバムプロモーションで展開され話題を集めた。
渋谷の街中に登場したリバースグラフィティは、8月30日に公開される映画「TOKYO TRIBE」のPRの一環。同作は井上三太さんの漫画「TOKYO TRIBE2」を実写化したもの。近未来の「トーキョー」を舞台に、トライブ(=族)の抗争を描いている。メガホンを取ったのは園子温監督。
同作のタイトルを書いたリバースグラフィティは、渋谷センター街「センターこみち」の路上、同通り沿いのジュエリーショップ「AVALANCHE」(渋谷区宇田川町)前、スペイン坂上から渋谷パルコ(宇田川町)パート3横を通って井の頭通りへ下る「ペンギン通り」沿いの側溝など10カ所以上で見られる。
実行したのは今月18日早朝で、その様子を収めたメーキング動画もユーチューブで公開している。