原宿通り近くに6月23日、ハワイ発パンケーキブランド「Moena Cafe(モエナカフェ)」の日本1号店(渋谷区神宮前4)がオープンする。
2012年、ワイキキのリゾートホテル「シェラトン モアナサーフライダー」でヘッドディナーチーフを務めていたエリック・チャンさんと、妻のニコル・チャンさんが、ハワイカイのショッピングセンター「ココマリーナ・センター」にオープンした同店。昨年、「ホノルルマガジン」が主催するグルメアワード「ハレアイナ賞」の朝食部門で「クチコミナンバーワン」を受賞している。
国内展開を手掛けるのは、飲食店経営・プロデュースを手掛ける際コーポレーション(目黒区)が今年3月に設立したヒップスインターナショナル(同)。国内1号店は3階建てで、店舗面積は約76.6坪。席数は、テラス20席、1階20席、2階28席、3階36席合わせて104席を用意する。
パンケーキはオリジナル配合の粉を使い「外がサクッ、中がもっちり」とした生地に仕上げる。メニューは、生地を覆うようにイチゴやバナナなどのフルーツをのせる「フレッシュフルーツパンケーキ」(1,900円)や、クリームチーズをベースにしたソースを渦巻き状にかける「シナモンロールパンケーキ」(1,500円)、生地にバナナを練り込んだ「バナナシャンティリーパンケーキ」(1,850円)など5種をラインアップ。日本限定メニューとして、大豆の粉を使ったパンケーキなどもそろえる予定。
ショートリブ(180グラム)をのせるロコモコ(1,600円)やサーモンとカニをのせたものなど、4種をそろえるエッグベネディクト(1,200円~)など、食事メニューにも注力する(価格は全て予価)。ノースショアのコーヒーブランド「OLD SUGAR MILL」のコーヒーも提供。
原宿・表参道は、ハワイアンカジュアルレストラン「エッグスンシングス」、ハワイアンパンケーキ店「カフェ・カイラ」、ハワイアンレストラン「シナモンズレストラン」などハワイ発のブランドや、逗子発パンケーキ店「サンデー ジャム」、パンケーキ店「レインボーパンケーキ」などパンケーキ店が集積し、激戦区として知られる。
営業時間は8時~23時。