代官山のギャラリー「AL」(渋谷区恵比寿南3、TEL 03-5722-9799)で現在、アーティストのキム・ソンヘさんと資生堂のアートディレクターでもある成田久さんの二人展「金とQの、狂った1LDK」が開催されている。
韓国出身のキムさん、はぬいぐるみやアメリカントイなどを組み合わせたシャンデリア作品で知られるアーティスト。一方、成田さんは「マキアージュ」「uno」などのコスメブランドのアートディレクションのほか、NHK大河ドラマ「八重の桜」のポスタービジュアルなども手掛けながら、作品発表を続けているアーティストでもある。
同展では金=キムさんとQ=成田さんが、会場を2人の部屋に見立て作品やプロダクト約30点を展示する。作品は、キムさん=さまざまなフラワーベースをデコレーションしたシャンデリア「flower base chandelier」(12万9,000円)やぬいぐるみでデコレーションした一点物の椅子「Dolls chair」(9万1,800円)ほか、成田さん=手足の長い人形「RED DOLL」(80万円)、全てマテリアルからソーイングした水玉のビッグドレスコスチューム「cinderellaco」(350万円)ほか。
5月17日には、キムさんと成田さんに加え、ファッションブランド「アンリアレイジ」のデザイナー森永邦彦さんを招いたトークショー(定員40人、参加費1,500円)を開くほか、成田さんが会場でソーイングしてオリジナルアートバッグを作るワークショップ(同2人、8,500円)も予定する。
開催時間は12時~19時。入場無料。5月18日まで。