道玄坂や文化村通りなど渋谷エリアで5月18日、「第17回 渋谷・鹿児島おはら祭」が開催される。
「おはら祭」は毎年11月に鹿児島県鹿児島市で開催されている祭りで、民謡に合わせ踊りながら歩くもの。今年で17回目を迎える「渋谷・鹿児島おはら祭」は、小倉基・元渋谷区長が鹿児島県出身だったことをきっかけに1998年に初開催。渋谷と鹿児島は、鹿児島出身の連合艦隊司令官・東郷平八郎を祭る東郷神社が渋谷に建立されているほか、初代・ハチ公像を作った彫刻家・安藤照が鹿児島出身であるなど、縁がある。
当日は「踊り連」64組計約2300人が参加し、道玄坂や文化村通りを「おはら節」「ハンヤ節」「渋谷音頭」の3曲に合わせて「踊りパレード」を行う。ほかにも、伝統的な踊りに「新しい感覚」を組み合わせた踊りを披露する「鹿児島市ヤング踊り連」のパフォーマンスなや、太鼓演奏なども予定。来場者が自由に参加できる「飛び入り連」も用意する。
同17日・18日には会場周辺で関連イベントを開く。東急本店やユニクロ渋谷道玄坂店前、渋谷マークシティ1階ウェーブ広場など5カ所では、さつま揚げやかるかん、茶、焼酎など鹿児島の特産品を販売。ハチ公広場では鹿児島の渋谷と鹿児島の観光情報を案内する。
開催に先駆け今月15日~21日に東急東横店「東急フードショー」では、鹿児島の「秋の味覚特集」として、べったらなどの漬物、有機栽培茶、さつま揚げなどを販売する。
踊りパレードは13時20分~16時。小雨決行。