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「大人の科学」の付録ができるまで-渋谷でドキュメンタリー映画公開

映画「おとなのかがく」より。オランダのアーティスト、テオ・ヤンセンさんの作品(=写真)をミニチュア付録にするまでの過程を追う©Studio Q-Li

映画「おとなのかがく」より。オランダのアーティスト、テオ・ヤンセンさんの作品(=写真)をミニチュア付録にするまでの過程を追う©Studio Q-Li

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 渋谷のミニシアター「ユーロスペース」(渋谷区円山町、TEL 03-3461-0212)で5月3日から、ドキュメンタリー映画「おとなのかがく」が公開される。

「試作屋」永岡昌光さんらがミニチュアを制作

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 学研教育出版(品川区)が2003年に創刊した、付録付き趣味の科学ムック「大人の科学マガジン」の付録作りのプロセスを追った同作。映画・映像作りを実践的に指導する教育機関「映画美学校」(同)で映像制作を学んだ忠地裕子監督が卒業制作(2011年)で手掛けたもの。

 同作では、2011年1月に発売した同ムック30号の付録となった、オランダのキネティックアーティスト、テオ・ヤンセンさんのプラスチックチューブで作る風力で歩行する構造体「ストランドビースト」のミニチュアが付録になるまでを、「試作屋」永岡昌光さんの仕事などを通じて紹介する。

 初日(10時の回上映修了後)には忠地監督と、永岡さん、同ムック西村俊之編集長が舞台あいさつを行うほか、今月16日(22時~)には美術史学者で多摩美術大学教授の本江邦夫さんを招きトークイベントを開く。

 鑑賞料は一般1,500円。同ムックの組み立て済みの付録持参(種類は何でも可)で1,200円になる「ふろく割」も用意。5日「こどもの日に」は中学生以下の子ども先着50人に「実験キット」などを進呈する。

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