渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)9階ホールAで4月11日、FIFA ワールドカップトロフィーの一般公開イベントが開催される。
今年6月に開催されるFIFAワールドカップブラジル大会に向け、コカ・コーラ社が世界規模で展開している「コカ・コーラ FIFAワールドカップ トロフィーツアー」の一環。同ツアーは、昨年9月にブラジル・リオデジャネイロを皮切りに、今年4月までの8カ月間で90カ国を回るもので、日本は89カ国目となる。
トロフィーは高さ36.8センチ、重さ6175グラム、18カラットの純金製。土台には2層の準貴石マラカイト(孔雀石)を使い、下部側面と裏側には1974年以降の優勝国の優勝年と国名が刻まれている。デザインはミラノに工房を構えるGDEベルトーニ社のアートディレクターだったイタリア人彫刻家シルビオ・ガザニガさんが担当している。トロフィーの所有権はFIFAが保持しており、優勝国チームの表彰式の後はFIFAのスイス・チューリッヒ本部で保管。優勝国のサッカー協会にはレプリカが贈呈されるようになっている。
トロフィーが来日するのは、2010年に次ぎ2度目。当日はガラスケースに入れてトロフィーを展示。カメラマンが来場者とトロフィーと共に写真を撮影し、その写真はその場で印刷し来場者に進呈。さらにその写真は、世界中の同イベント来場者の写真でモザイク状の旗を作り、同大会開幕戦の前にフィールドで披露する「ハピネスフラッグ」にも使われる。
場内では、目隠しをして「コカ・コーラ」と「コカ・コーラ ゼロ」を飲み比べる「テイストトライアル」や、今月14日に発売する「コカ・コーラ」「コカ・コーラ ゼロ」のペットボトルに250種類以上の名前をデザインした「ネームボトル」のPRコーナーなども展開する。
開催時間は11時~20時。入場無料。