消費税率が5%から8%に引き上げられることに伴い4月1日、渋谷に乗り入れる各鉄道・バス事業者が運賃改定を行う。
鉄道やバス事業社各社が消費税引き上げ相当分を運賃に転嫁させるため。各社がICカード利用には1円単位、切符・現金は10円単位の運賃変更を国土交通大臣に申請した。
主な鉄道路線は以下の通り。東急東横線と京王井の頭線の初乗り運賃は120円からICカード利用=124円、切符=130円に変更。JR山手線の初乗り運賃は130円から同=133円、同140円。東京メトロ銀座線・副都心線・半蔵門線は共に、初乗り運賃は160円から同=165円、同=170円となる。
主なバス事業者は以下の通り。東急バス・小田急バスの大人210円区間は、ICカード利用=216円、現金=220円。都営バス・京王バスの大人200円区間は、同=206円、同=210円。渋谷区がバス会社に委託して運行している渋谷区コミュニティーバス「ハチ公バス」は、各路線共に現行の100円を継続する。
同時に定期券料金や深夜バス料金なども改定される。料金は、各事業者のホームページで確認できる。