東急電鉄など私鉄5社は来年3月26日から、相互直通運転している路線を運行する直通列車の愛称を「Fライナー」にすることを発表した。
2013年に始まった東急東横線と東京メトロ副都心線の相互直通運転開始に伴い直結した、東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線から東京メトロ副都心線を経て東武東上線・西武有楽町線・池袋線(最大88.6キロ)の運転区間で、「速達性の高い直通列車」に親しみを持ってもらうことや、利用客に分かりやすい案内を提供するために設定するという。
愛称は、速達性を連想させる「Fast」、相互直通運転の5社を示す「Five」、副都心「Fukutoshin」の頭文字から命名。車両や駅の列車種別表示などにロゴマークを表記する。
対象列車は、東武東上線(急行)または西武有楽町線・池袋線(快速急行)-東京メトロ副都心線(急行)-東急東横線(特急)-横浜高速みなとみらい線(特急)で、いずれも平日、土曜、日曜・祝日の日中時間帯に約30分の間隔で運行している。