明治通り沿いに原宿署「新庁舎」-留置場、射撃場など整備

明治通り沿い、原宿署新庁舎外観。署内には都内最大規模の留置場や射撃場を整備(写真提供=原宿新聞)

明治通り沿い、原宿署新庁舎外観。署内には都内最大規模の留置場や射撃場を整備(写真提供=原宿新聞)

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 原宿・明治通り沿いの東郷神社隣接地で建設工事が進められていた原宿警察署の新庁舎(渋谷区神宮前1)が完成し、3月9日、報道陣や地元住民らに公開された。

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 新庁舎は、都が周辺一帯で進めてきた「神宮前一丁目民活再生プロジェクト」の一環として完成。プロジェクトは、日本社会事業大学(1989年に移転)がかつて利用していた約2.4ヘクタールの土地を都が取得するかたちで構想化。民間の資金や経営能力などを活用して行う「PFI事業」として、原宿署をはじめ、今後商業・オフィスビルや住居ビルなどの整備を予定している。

 新庁舎には、北参道駅近くの現庁舎(千駄ヶ谷4)を移設。地上15階・地下2階建て、延べ床面積26791.19平方メートルと従来の約13倍へと規模を拡大し、施設内には約300人収容可能な留置場を整備する。

 このほか、地下2階には警視庁8番目の射撃場を設け、庁最多の8的を配置。屋上の太陽光発電パネルや壁面緑化などで環境面にも配慮する。開署は今月26日。

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