ユナイテッドアローズ(渋谷区神宮前2、以下UA)は12月6日、自社のインフラを使った初の独自通販サイト「LICLIS(リクリス)」を立ち上げた。
今年8月に専門のECビジネス部署を新設し、10月からサイト立ち上げに向けて本格稼働、同6日のプレオープンとなった。サイトではUAのリアル店舗でも購入できない商品を投入するなどの「独自感」を打ち出し、これまで商品を販売してきた既存通販サイトとの棲み分けを図る。
プレオープン時に出店したのは、ユナイテッドアローズ、グリーンレーベル、アナザーエディションなど自社の8ブランド。商品は約200品番からスタートし、2007年4月のグランドオープンまでに約1,000品番まで増やす予定。出店ブランドは、独自ラインの中でも「大人軸でラグジュアリー感のあるものをイメージした」(同社)という。
独自に仕入れる「LICLISコレクション」は開始当初、キャンドルや食器、キーホルダーなどの雑貨を中心に展開。1月にはギフトカテゴリーも新設する予定。サイト全体の商品構成比は、メンズ=6割、ウィメンズ=4割。
サイトには、「ZOZO TOWN」「Stylelife」などUA商品を展開する既存ECサイトへの導線となる情報も掲載し、これまで分散していた告知情報を一本化。今後はデザイナーやバイヤー、ショップスタッフなどが商品にコメントできるようにするなど、サービスの向上を目指す。(写真=「LICLIS」トップページ)