渋谷発クラフトビール「シブヤビールENERGY~MACA~」が4月28日から、渋谷の飲食店7店舗で提供される。
音楽レーベルや飲食事業などを手掛けるエル・ディ-・アンド・ケイ(渋谷区宇田川町、以下LD&K)が、本社を構える渋谷を「元気にしたい」との思いから、昨年9月ごろから開発を進めていた同ビール。
同社の思いに賛同したビール情報マガジン「ビール女子」の協力の下、プロトタイプを作り試飲イベントを開くなどして商品化にこぎ着けた。ゴールデンエールにペルー産マカとフロリダ産グレープフルーツを掛け合わせ、「爽やかな苦み」が特長。
LD&Kアウトプット戦略室室長の齋藤哲也さんは「ビールの苦さに抵抗がある人にも受け入れやすい味を目指した」と話す。製造はサンクトガーレン(神奈川県厚木市)に委託し、河内屋酒販を通じて各店舗に卸す。アルコール分は5%
パッケージは330ミリボトル。ラベルは「Shibuya Beer」の文字は泡をイメージしてデザイン。「ENERGY」の文字に矢が突き刺さっており、その先に「LOVE」の文字でかたどったハートマークを描いている。
齋藤さんは「醸造所を決めるのが一番大変だった」「オレンジなどいろいろなフルーツと合わせた」と振り返る。現在予定している販売店は、宇田川カフェやヤギを飼っていることでも知られる桜丘カフェなど、LD&Kが展開する飲食店7店舗だが、「ゆくゆくは渋谷全体で飲めるようにしていきたい」と意欲を見せる。
初日の28日には、宇田川カフェで発売記念パーティーを開き、渋谷やビールにまつわる人を招いてのトークイベントなども予定している。参加費は1,000円(シブヤビール1杯、つまみ付き)。開催時間は20時~23時。