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恵比寿駅西口にカジュアル・ビアホール-サッポロライオン新業態

ウッドを基調にした店内

ウッドを基調にした店内

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 恵比寿駅西口に3月19日、カジュアル・ビアホール「惠比壽(えびす)ビヤホール」(渋谷区恵比寿南1、TEL 03-3719-0557)がオープンする。経営はサッポロライオン(中央区)。

オープンに向け準備が進む店舗外観

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 1964(昭和39)年から同所で飲食店を営業している同社。ビアホール「グリルライオン」として開業以降、プライベートダイニング「点(ともる)」など、業態・店名をリニューアルしてきた。開業50年となる今年、街の名前を冠した新業態にリニューアルする。

 同社は「銀座ライオン」などビアホールを中心に飲食店を展開しているが、既存のビアホールは「どちらかといえば50代以上など年齢の高い方の利用が多い」(同社経営戦略部広報担当の西村礼佳さん)という。その中で幅広い客層の利用促進を図るため、20~40代など若い世代をターゲットにしたカジュアル・ビアホールを開発した。

 店舗面積は88.48坪。席数は、カウンター10席、12人~46人に対応する個室など132席を用意。店内はウッドを基調に、テーブルやベンチなども木調に仕上げる。スタッフはドイツの民族衣装ディアンドルを着用。ディナータイムのBGMにはディキシーランドジャズを流すなど、「ビアホールの明るく陽気な雰囲気」を演出する。

 メーンメニューはグリル料理。客席で切り分けたり仕上げたりするワゴンサービスを取り入れることで「ライブ感」を演出する。メニューは、「濃いめ」に味付ける「ポークスペアリブ」(2,100円)、客席で取り分ける「ハニーベイクドハム」(1,155円)、客席で大きなパルミジャーノ・レッジャーノチーズの中で仕上げる「パルミジャーノ・レッジャーノリゾット」(420円)、毎日6種をワゴンで販売する「ワゴンタパス」(1種368円、3種盛り合わせ1,050円)などをラインアップ。

 ランチ(11時30分~15時)には、温野菜やライスなどが付く「サーロインステーキランチ」(1,200円)、「野菜たっぷり 和風油淋チキンランチ」(900円)、サラダが付く「スパイシーキーマカレー」(950円)などを提供。客単価は、ランチ=1,100円、ディナー=3,300円を想定する。

 西村さんは「(グリルライオン)オープン当初と同じグリルがメーンのビアホールだが、時代を超えてビアホールを多くの方に楽しんでいただければ」と来店を呼び掛ける。鈴木輝正同店支配人は「スタッフが着用する民族衣装やBGMなど、まるでオクトーバーフェスト会場にいるようなにぎやかで明るく陽気な雰囲気を作っていく」と意欲を見せる。

 営業時間は11時30分~23時30分(日曜・祝日は22時30分まで)。

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